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フロントワンウェイユニット(OP.200)

今回はフロントワンウェイユニット。
ワンウェイユニットとはデフの一種でアクセルオフ時にはフリーになりアクセルオン時にはロック状態になるんですが、これがドリフトには重宝するんです。

私の使用しているTT-01には専用のワンウェイユニットが売られていますが定価で3800円、2割引でも3080円と高額。
そこで今回はこれよりも安くフロントワンウェイユニットを取り付けられ、しかもドックボーン等も強化出来る方法をここで紹介します。

必要なパーツ類はこちら。(リンク先をクリックすると楽天市場へジャンプします)


4WDフロントワンウェイユニット 【OP.200】
定価:1470円 楽天価格:1161円

ツーリングカー強化ジョイントカップセット(ギアデフ用) 【OP.218】
定価:630円 楽天価格:567円

TG10ホイールアクスル 【SP.823】
定価:472円 楽天価格:472円

39mmドライブシャフトセット 【SP.883】
定価:630円 楽天価格:567円

総額 定価:3202円 楽天価格:2767円

注意:4WDフロントワンウェイユニットを組み込むとタミヤグランプリのレギュレーション違反になります。

■必要性

ワンウェイユニットを装着したシャーシで走行中にアクセルオフもしくはブレーキを掛けると先に説明した特性の為、リアタイヤのみロックし、フロントタイヤはフリーになります。
その為、アクセルオフの際に実車で言うサイドブレーキを引いたような挙動になりタイトコーナーの切り返しが簡単に出来ます。
またドリフトのきっかけもアクセルオフもしくはブレーキだけで済むのでアンダー傾向のシャーシでも簡単に向きを変える事が出来ます。
シャーシ自体はアンダー傾向の方がドリフトの飛距離が稼げたりと有利なんですが、向きが変え辛い為ワンウェイユニットを組むのがポイントなのです。

■取付方法

まずはシャーシからフロントのギアデフを取り外します。
もし取り外し方が解らないと言う方はタミヤ公式サイトより組立説明書をダウンロードして確認してから作業に掛かりましょう。こちらからダウンロード出来ます

取り外したギアデフ


これが取り外したギアデフ。
小さなビスが3つ止まっていますのでコレを外します。


ワンウェイユニットを組み込む


ギアデフの中身を取り出し、用意した「4WDフロントワンウェイユニット」を組み込みます。
ワンウェイベアリングに向きがありますので気をつけて下さい。

後は元通りに復旧し、シャーシに組み込みます。


カップジョイント等も交換


ドライブシャフト(ドックボーン)やカップジョイントもここで合わせて用意したものに交換します。
と言うか交換しないと駄目なんです。TT-01純正のドックボーン等は「4WDフロントワンウェイユニット」を組み込むと使えないんです。

画像のドックボーンとカップジョイントの差し込み部分見ると解ると思いますが若干ドックボーンが短いように見えますが問題有りません。
気になる方は、カップジョイント内にTRFダンパー用ウレタンブッシュを半分に切って入れると良いかと思います。


■インプレ

組み上がったシャーシで早速走らせてみます。
ワンウェイユニットの特徴であるブレーキ時の挙動を確認してみるとリアのみブレーキが掛かってスピンターンをするような感じになりました。
ちゃんとワンウェイユニットが機能していますヽ(´ー`)ノ

最初はワンウェイユニットの挙動に慣れず上手く操作出来ませんでしたが、しばらくすると切り返しも簡単に出来るようになり、以前よりもクイックなターンが可能になりました。

その後シャーシを手にとって駆動状態を確認したところ、アクセルを入れ、ステアリングを最大に切った際にもドックボーンの干渉が無く非常にスムーズに駆動するのを発見しました。
TT-01純正のドックボーン等ではステアリングを最大に切った際にアクセルを入れると干渉してブレーキが掛かったかのような感じになるのですがこれが無くなりました。
ちょうどユニバーサルシャフトを組み込んだ感覚に近いでしょうか。これはカナリイイ!!

純正ワンウェイユニットを組み込んでもドックボーン等はTT-01純正のままですから駆動系の強化も考えるとOP.200の4WDフロントワンウェイユニットを断然オススメします。


■ RC de Drift (ラジコンでドリフト!)
■ フロントワンウェイユニット(OP.200)
■ 2008.06.28 一部修正
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