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ギア比の変更

TT-01シャーシキットに付属のピニオンギア及びスパーギアでの最終ギア比は8.35とかなり高いものとなっています。
その為、トルクフルでパワースライド等は容易に出来ますが、グリップ力の低い塩ビパイプで作られたドリフトタイヤ等を使用する場合、このギア比では高すぎると考えます。
また最終ギア比が高いと最高速が伸びず、直線でスピードが伸びません。

その為、市販されているピニオンギアやスパーギアに交換し、ギア比を下げる事によりこれらの問題を解決する事が出来ます。

しかしピニオンギアやスパーギアを変更する場合、モーターマウントの取付位置を変更する必要があります。
このモーターマウントの位置を変更する理由は、ギアのピッチが変わる事によりギアバックラッシュ(ギアの遊び)を調整する必要がある為で、モーターマウントの取付位置を変更する事によってギアバックラッシュは適正になります。

そのモーターマウントの取付位置を解りやすくしたものがこちら。

モーター取付位置

使用するスパーギア 61T(純正) 58T 55T
使用するピニオンギア 19 20 21 22 22 23 24 25 25 26 27 28
最終ギア比 8.35 7.93 7.55 7.21 6.85 6.56 6.28 6.03 5.72 5.50 5.30 5.11
取付位置

Special thanks to MASA


画像がモーターマウントとなり、AからDの線上にある黒丸部分がモーター取付位置になります。
表から使用するスパーギアとピニオンギアのターン数をチェックし、モーター取付位置を確認して取り付けてください。
ちなみに24T以上のピニオンギアはタミヤ以外のメーカーから発売されていますので、最終ギア比を6.56以下に下げたい場合はタミヤ以外のメーカーにてピニオンギアをチェックしてみてください。

私は現在ピニオンギアを22T、スパーギアを58Tに変更し、最終ギア比を6.85にして走らせています。
ギア比を純正の8.35から変更した事により、スピードのノリが良くなり直線でスピードを乗せ、勢いのあるドリフトが可能になりました。
モーターをスポーツチューンモーター(通称スポチュン)に交換している為、これでもパワースライドは容易に出来ます。
純正モーターでも6程度までなら問題ないと思われます。

適切なギア比は走らせるコースや操作の仕方によって違いますので、色々と試して自分にあったギア比を探してみてください。


■ RC de Drift (ラジコンでドリフト!)
■ ギア比の変更
■ 2006.05.05 更新
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