ラジコン(RC)自動車によるドリフト走行解説サイト。「初心者にも解りやすく」をモットーに頑張ります!


SPICE DESIER SRD-01 (MST MS-01D)
SPICE SRD-01

台湾からの逆輸入車、SRD-01

サードパーティのSPICEから発売されたドリフト専用シャーシのDesier SRD-01。
発売前から色々調べてみたところ、台湾のメーカーであるMSTのMS-01Dを元に細部を小変更されたもののようです。発売当時はSPICEさんともお付き合いがあったこともあり、このSRD-01も購入してみました。
SRD-01素組状態
シャーシレイアウト的にはフロントミッドと見慣れた感じですが、足廻りがA型アームを採用、これを樹脂ブッシュでシャーシにネジ止めする形でした。
A型アームのため、ステアリングの切れ角も多く、キャスター角も調整が容易でイイ感じでしたが、固定方法に難あり。純正の固定方式はキッパリ諦め、ピロボールで取り付けした所、スムーズな動きを得ることが出来ました。
SRD-01の最大舵角。
ステアリングの切れ角はこの画像のとおり。無加工でこれだけ切れてます。
ただキット付属のドライブシャフトでは最大舵角付近で振動が発生してしまう為、スイングシャフトをタミヤ製に交換する必要があります。ポン付けでイケるのでここは是非とも抑えておきたいパーツです。

海外通販でカーボンシャーシをゲット!

R2hobbies製カーボンシャーシ
SRD-01を入手してから色々と調べてみた結果、海外通販サイト「R2hobbies」にてカーボンシャーシが売られているのを発見。
当時送料込みで7000円程度で買える事もあり購入しちゃいました(*´ω`*)
カーボンシャーシへコンバート!
若干の不具合もありましたが、問題なくカーボンシャーシへコンバート出来ました。
モーターマウントがアルミ製になった事によりセンターシャフトへの負担が軽減され、駆動もやや軽くなった印象。
シャーシ剛性も上がり、純正と比較し動きがシャープになりました。

等速でもカウンター走行可能!

走行インプレッションは等速で素組状態でしたが、フロントの舵効きが良くリアの動きが軽快で押し出し感も強いお陰で意外にもカウンターが当たります。
フロントワンウェイを装着すると更にカウンターが当てやすく、ケツカキ仕様と思えるほどのカウンター量で走れちゃいました。走らせるコツはケツカキ仕様のソレとは違いましたが、コレはコレで楽しいクルマです。
ケツカキ仕様に!
その後、オプションのケツカキギアを取り付けましたが、他のシャーシと比べて控えめなケツカキ度でも十分なカウンターステアが当てられました。
個人的には組立にさえ気をつければ面白いシャーシだと思ってます。
ステアリング周りも問題なく、鬼ポジキャンにも対応可能。
ただスペアパーツの入手がタムタムに限られる事と、使用している人がわずかで情報共有が出来ない事がネックですが、人とは違うシャーシを試してみたい!って方にはオススメかも。